詩(エッセイ)

【詩】仕事の合間に食べるグミ

触れたくて

甘い香りが大好きで

部屋の窓を開けると春の風が体をすり抜けていく

思い出は 柔らかく
痛めつけたいほどに 優しく

形を変えて あなた好みに
形を変えて 忘れるくらいに

あなたは、変わらず優しいままで

人を優しくさせてくれる

色付いて

鮮やかな色に

透き通った瞳の奥には にごりなんて少しもなくて

光が差せば 輝いて
暗い夜が来ても 光を探して

形を変えて あなた好みに
形を変えて 忘れるくらいに

あなたは、変わらず優しいままで

人を優しくさせてくれる

柔らかな 君の体に

柔らかな君の心に

朝の日差しに包まれて 泡沫の中の安らぎを求めて

夢を追いかける君に

甘い優しさをあげよう

あなたは、変わらず優しいままで

僕の口の中で、そっと とけてゆく

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はりね。

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