通訳の仕事
通訳の仕事には、いろいろな形態があります。
・会社員として給料を受け取る形式
・旅行会社や鉄道・バス会社に通訳士として入社し給料を受け取る形式
・フリーランス
通訳の仕事では、日本語を外国語に通訳するだけでなく、
外国語を日本語にもします。
翻訳は文字の文字の言語変換のことです。
通訳の仕事では、言語が違うだけでなく、国家間の文化の違いに応じて、適切に通訳・変換する必要があります。
プレゼンや大切な会議において通訳する場合、事前に原稿を頂けることがほとんどですが、
会議中に予期せぬ発言がある事も多く、高い応用力が求められます。
そのため、通訳士それぞれに得意分野が産まれてくることが一般的です。
例えば、医療分野を得意としている通訳士に対して医療メーカーが継続依頼しているケースが多いです。
通訳になるには、どんな資格が必要か
通訳と言えば、一番有名なのが「通訳案内士」です。
試験内容は通訳だけでなく、一般常識や歴史の知識を問う内容となっており、
幅広い知識と応用力が求められる試験になっています。
合格率は、年によって異なりますが、10%程度です。
筆記試験は、
通訳筆記試験が70点以上、地理、歴史の筆記試験は書く70点以上で合格です。
口頭試験はだいたい7割の方が合格する推移となっています。
しかし、2020年現在、以前とは通訳案内士の立場に変化があり、視覚が無くても通訳に従事することは可能となっています。
外国人の増加により、通訳案内士の資格を持っている人間にのみ仕事を許していたのでは追いつかない状況になりました。
就職の際に自分の外国語能力を示すため取得する価値は失われていませんし、
観光部門で働く際やガイドに従事するならば合格しなければ仕事ができないわけでないと言われていても、取得しておくべきでしょう。
通訳の給料
通訳の給料は、会社勤めであれば会社の給与額となります。
資格手当が付いたり、業務内容によって手当が支給される企業もあります。
フリーランスでは、翻訳の場合文字数計算となっていたり、通訳では時間制で報酬が支払われています。
専門性の高い通訳は報酬が高い傾向にあります。
通訳士の収入は日本の平均給料よりも高い傾向があります。
フリーランスでは最低は0円から、最高では年収1000万以上も可能な職業となっています。
通訳の形態として「同時通訳」「時差通訳」「逐次通訳」に分けられること、専門性の高い通訳は困難であることから、それぞれ報酬額は変わってきます。
通訳学校へ入学し、良い成績で卒業できれば、より高度な教育を受けられる通訳学校の家庭へと進めます。
そうして通訳員としてのスキルが向上していき、名前が上がっていくと仕事も増え、単価の高い仕事が舞い込んでくるようになります。